インドの基本情報

GNPは一人あたり換算

国名 インド 自国ではバラート(Bharat)が正式名称
人口 9億5千万人ぐらい(97年)
面積 329万平方キロメートル
首都 ニューデリー
通貨 1Rs(ルピー)=約2.5円 (99年9月)

はじめての海外旅行がインドでした。(90年)夜中にニューデリーの空港に着き空港内の銀行で両替をしました。しかし、調べてみるとRs500札が2枚足りません。指摘すると「あぁ、わかっているよ。」という感じで2枚の紙幣をよこしました。もし、ちゃんと確認しなかったら・・・。

ちなみにインド国内で破れたお札は使えません。トランプのババ抜きのように忌み嫌われますので受け取ったらすぐに突っ返しましょう。受け取ってしまうと今度は使うのに苦労します。(銀行に持っていけばよいのですが・・・。)
民族 いろいろ(トルコ・イラン、インド・アーリア、スキト・ドラビダ、モンゴロ・ドラビダ、モンゴロイド、ドラビダ)
宗教 ヒンドゥー教(80%)イスラム教(11%)その他(キリスト教、仏教、ジャイナ教、ゾロアスター教など)
平均寿命 61歳 (91年)
言語 ヒンディー語、
時差 日本−
GNP US$300
出国税 Rs300 隣国に出国する場合は150Rs
ビザ 必要
電気  
物価 チャイ      Rs2〜
シェーク     Rs10〜
ぶっかけカリー  Rs30〜
宿  ドミトリー Rs60〜
   シングル  Rs120〜

インドでは貧富の差が激しい。そのため、レストランやホテルはピンからキリまである。
だから、ホテルはRs30ぐらいのところもあるが、US$300のところもある。レストランも然りです。
上記のものはあくまで安いものでこれぐらいといった目安です。インフレが激しいので最新情報を調べてください。
インドにカレーはない。  あるかも・・・。

でも、カレーという名の食べ物はない。

わかりやすく言うと、日本食では味噌かしょうゆのどちらかをほとんどの料理で使います。
それと同様で、インドでは様々なスパイスで味付けをするのです。
日本人にとってはどれをとってもカレーかもしれませが・・・。

味は好みによって分かれますが、現地の人々が食べている一般的な食堂では、おおむね、一般的日本人がむちゃくちゃおいしいと感じるものは少ないです。

大きな都市ではチープなレストランと高級レストランの幅がものすごく広く、さまざまなレベルのインド食が楽しめます。
高級レストランでは一般的な日本人の舌を十二分に満足させる料理も出てきます。
お国柄 世界に冠たるインド人商人といったらターバン巻いたインド人。
と思いきや、インド以外の外国で商売をしているターバンを巻いたインド人は国内では少数派のシィーク教徒。

普通のインド人(ヒンディー教徒)はターバンは巻いていません。
初めてこの国に行くまでインド人はみなターバンを巻いているとばかり思ってましたが・・・。
(10年前、生まれて初めての海外旅行がインドでした。インド1ヶ月一人旅、帰ってきてから隔離病棟に1週間のおまけ付。)

インド人と一口に言っても多民族国家なのでなんともいえないが、強烈な個性を発揮している国民ではある。

たとえばインド旅行に行ってきた人に「インドどうだった?」と、尋ねると、「まぁまぁだったよ。」という答えはほとんど返ってこないでしょう。(パックツアーを除く。)
ほとんどが、「二度と行きたくないあんな国っ!」と吐き捨てるように言うか、「もう一度行きたいなぁ。」と、遠くを見る眼で呟くかのどっちかが多いのです。

そんなお国柄です。
って、ぜんぜんわからないかな。    
移動の足 鉄道が主流。

バスももちろんあるが、よく谷底に落ちる。
バラナシにいたとき、ポカラからのバスが途中で横転したとかで、包帯だらけの西洋人旅行者を見かけたことがある。

なお、列車の切符は主要都市の外国人カウンターで買う場合以外は切符を買う日をつくっておいたほうがよい。
間違っても移動の当日に切符が簡単に手に入ると思ってはいけない。(←って、これは10年前の情報なので最近は違うかもしれない。)   
個人的感想 私としてはもう一度行きたい国のひとつです。

雄大な古代遺跡、興味深い人々、社会風習、なにをとってもこの国ならではの楽しみ(苦しみ?)がいっぱいです。
社会の教科書に載っていたタージマハルは朝と昼と夜で見える雰囲気がまったく違います。
遺跡に興味のない人でも、この国の人々を見るだけでも興味深いことでしょう。

日本とは正反対ともいえる価値観を持つ人々。
この国に行って自分の価値観が変わったという日本人も多いです。

また、道を歩いているだけでもインパクトのある出来事がたくさんあります。
頭を地面に埋めてしまっているお坊さんがいたり、蛇使いがいたり、なにやらトカゲの首を切ってその血を腕になすりつけていたり、野犬がガンガーの岸に流れ着いた男の下半身だけの死体を食っていたり・・・。
歩いているだけでも飽きません。

ただ、この国にはじめて行く人に一言なのですが、ドラッグに対する自分の意志についてははっきり持っていったほうがよいと思います。
ウィスキーよりマリファナのほうが手に入りやすい国ですから。
「友達に勧められたから」「ドミトリーのみんながやっていたから」という理由ではじめて、ボロボロになってしまったヘロインジャンキーなど、掃いて捨てるほどいます。

その薬物が何なのか?マリファナやハッシッシならばいいのか?オピウムとは何か?ヘロインでもどれぐらいの量と頻度だと依存になるのか?とことんやるのか?まったくやらないのか?(←これが一番ですが・・・。)
いずれにしても知識とはっきりとした自分の意志を持ってから行くべきです。
法律で言うところの麻薬はその種類によって作用も副作用も違います。

また、すべての麻薬が禁断症状をともない廃人まっしぐらというわけでもありませんし、合法であれば安全というものでもありません。
合法なものでも強烈な禁断症状と、体に対する害をもたらすタバコなどもあります。
コーヒーやチョコレートにも中毒症状はありますし、幻覚きのこやマリファナに肉体的な禁断症状はありません。(←私が聞いたことがないだけかもしれませんが・・・。)

バックパッカーとしてインドに行くなら、ドラッグに対する知識と自分の意志をきちんと持っていきましょう。
まわりに流されるのが一番危険ですから・・・。

また、インドの警察は麻薬所持に対して逮捕状無しでの逮捕ができますし、量刑も厳しいものです。(罰金10万ルピー、懲役2年から20年、死刑もありますよ。)    

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