核戦争の可能性
- 2006/01/01 02:03
- カテゴリー:グローバル
Tue, 28 May 2002 04:32:50 +0900
数ヶ月前にも書きましたが、世界中で核戦争が起きる可能性の最も高い地域はどこでしょう?
それは言わずと知れたインドとパキスタン国境地域です。
カシミール地方の領有権を巡っては遡ることパキスタン独立の頃からの懸案でした。
ここ最近、印パの間で緊張が高まっています。
圧倒的な軍事力を誇るインドがパキスタンを挑発する形の構図は昔と変わりません。
しかし、昔と違うのは現在のパキスタンは核を保有しているということ。
そして、その運搬手段であるミサイルをもっています。
北朝鮮が核を持っているといわれながらもそれほど問題視されていないのはたいした精度のミサイルを持っていないため。
そして、北朝鮮の場合はそのミサイルの燃料にも事欠いているという現実。
そして射程距離には(北朝鮮にとっての)明らかな敵国では韓国と日本しか入っていないから欧米諸国には関心は薄い問題ですね。
(もちろんロシアも射程距離ですが、田舎町にミサイル落としたところで効果は知れてますので、あくまで目標はロシアでないことはたしかです。)
しかし、パキスタンは違います。
近距離ミサイルのガズナビはかなりの精度を持つミサイルですし、中距離弾道ミサイルのシャヒーンは2400kmもの射程を持ち、ゆうにデリーやカルカッタを射程距離内に入れています。
パキスタンの勝つ道は先制攻撃しかありません。
しかし、圧倒的軍事力を目の前にしてできれば避けて通りたいところと言った所でしょうか?
緊張が高まる中、アメリカが積極的に介入しない限り日本はいつものようにただ黙ってみているだけですね。
結局アメリカというガキ大将の後をのこのこついていくスネオのような日本の姿勢は変わっていませんね。
あなたが総理大臣なら何をしますか?