イチローはこう考える。そうな。
- 2006/01/01 04:10
- カテゴリー:価値観
Mon, 4 Oct 2004 00:07:29 +0900
「イチローの偉業を称える」とかって言う話ではなく、彼の考え方の話。
歴史に偉業を残す人は「エジソン」であっても「アインシュタイン」であっても、「王貞治」であっても「松下幸之助」であっても、、、何が違うのでしょう?
素質?
能力?
たとえば生まれつきの身体能力とか頭の回転とか?
やっぱ、天才?
そういう生まれつきの能力も少しはあるのかと思えば、本人達は口をそろえて「自分はいたって普通である。むしろ落ちこぼれである。」とまで言う。(落ちこぼれとまでは思っていなくても、フツーであると本人達は言う。)
「何が違うのか?」という問いかけには皆、「考え方だ」と。
「イチロー」は普通の状態であれば理論的に3割5分は打てると言う。
彼は「ピッチャーの投げるボールの7割はとらえることができる」というのだ。
しかし、頭の中で「こう打とう」と考えたイメージ通りに体を動かすことは容易なことではない。
脳から肉体へイメージを伝えるプロセスで、半分はミスが生じてしまうのだ。
打てるはずのボールをイメージ通りに打つことができない打席が、7割の半分、つまりイチローにとっての3割5分は「半分もミスをしてしまった」結果ということになる。
なんかこう考えると「打てるような気」がしてきませんか?
へ?無理だって。
そらそーです。
7割のボールがこうしたら打てるとイメージできるようになるまでの練習が必要ですから。
ただ、これほどまでの練習も、彼の考え方があって初めて実行できる。
そういった考え方がないと、それほどまでの練習は途中で嫌になってしまうかもしれない。
考え方次第で、「あなたもイチローになれる!」かな?
もう今の歳では無理?(んー、スポーツ選手は無理かもねー。)
んじゃ、「カーネル・サンダース」でも目指しますか?
(ケンタッキーおじさんはケンタッキーフライドチキンのアイデアを立案したのは60歳を過ぎてからでした。FC1号店の創業は65歳の時です。)
これなら、まだ、間に合う。かな?