新型コロナワクチンを打つべきか? ~新型コロナ騒動に思うこと~
新型コロナに対する国や都道府県の対応、それにマスコミの煽り方に違和感を感じます。
先日、ワクチン接種以外の第三の選択肢についてブログを書きましたが、いろいろ調べながら強い違和感を感じていたことについて書きます。
結論から言うと、
1.重症化しない年代のワクチン接種はリスクでしかない
2.重症化リスクの高い方は、ワクチン接種リスクと勘案して接種すべし
3.日本の場合、感染者数を報道する意味はまったくなく、注目すべきは重症者数と死亡者数だけ
4.医療崩壊を防ぐためには、軽症者の隔離をやめ、新型コロナ対策として積んでいる予備費を医療に集中すべき
5.経済も医療も重症者を出さないための政策を取ること
1.重症化しない年代のワクチン接種はリスクでしかない
2.重症化リスクの高い方は、ワクチン接種リスクと勘案して接種すべし
1.と2.は同じことを言っています。
ワクチン接種に限らず、何らかの予防をする際は、予防によるリスクとしない場合のリスクを勘案して、要否の判断をします。
一時期、子宮頸がんのワクチン接種をやめるべき、と言われたのは記憶に新しい。
結局、子宮頸がんの接種のリスクとしないことによる発症リスクを考えると、ワクチン接種をした方がよいというのが現在の趨勢です。
では、新型コロナワクチンについてはどうなのでしょう?
上のグラフは、厚生労働省の発表です。元データはこちら。
日本人に限って言えば、50歳未満の死亡者数なんて、ほぼゼロですよ。
(ゼロではありません。亡くなった方にはご冥福をお祈りいたします。)
では、重症者数でみてみましょう。
上のグラフは同じ、厚労省発表のものです。元データはこちら。
40歳未満はゼロです。
さて、この数値を見るだけで、副作用の結果を待つまでもなく、40歳未満の方の接種が不要であることは論理的にわかります。
「他人に感染さないために接種する」というのはナンセンスです。
ワクチンというのは、リスクがある人が接種すべきものだからです。
40歳未満の重症化しない人たちにとって、ワクチンを接種するのと感染するのは、その得られる効果は変わりません。
ワクチン接種の場合でも、接種後、多くの方が発熱し、風邪症状を発症している。
しかも、その一部は、アナフィラキシーショックや、脳・心筋の血栓症で亡くなっている。
一方、厚労省のデータでは、日本人については、40歳未満の方の重症化はゼロです。
つまり、ワクチン接種では一定の死亡リスクがあるのに対して、40歳未満の方は感染しても死なないどころか重症化すらしない。
死亡リスクのあるワクチン接種でも、死亡リスクのない感染でも、結果として免疫抗体は獲得できる。
風邪症状の人が数万人増えても、まったく恐れる必要はないのです。
←トランプさんがつぶやいていた抗マラリア薬。個人輸入できます。
3.日本の場合、感染者数を報道する意味はまったくなく、注目すべきは重症者数と死亡者数だけ
PCR検査数が公式に把握されていないため、確定的なことは言えませんが、いくつか状況証拠を提示します。
まず、PCR検査数のデータは探しても少ない。
下のグラフは朝日新聞の調査のものです。(朝日新聞のデータだから捏造かもしれませんが。笑)元データはこちら。
この検査数グラフに感染者グラフを載せてみると、ほぼ一致します。
なぜでしょう?
日本の感染者数の詳細を調べてみると、無症状患者の数が多いから。
つまり、これはどういうことか?
ブラジルやインドなど、海外の例とは違い、日本の場合は具合が悪い人が病院の診察で感染が判明するのではなく、組織等の要請によるPCR検査で陽性が発覚する人が多いということです。
ちなみに、私の家内は、ある国公立大学の学食でパートをしています。
彼女の所属組織には、学校からの指示でPCR検査を受けて欲しいと要請がありました。
拒否するのも難しいので、検査をしたわけですが、このようなかたちで無症状の陽性患者が生まれるのでしょう。
他国の、特に感染者の多いと言われている国のほとんどは、体調不良で病院の診察を受け、その結果で新型コロナ陽性が発覚するのがほとんどです。(インドやブラジルなど)
何を言いたいのか?
PCR検査の要請をどれだけ都道府県傘下の組織に指示するか?によって、感染者数は恣意的に操作できるということを言っています。
あなたが都道府県知事だったとします。
自分の在任中にパンデミックで失敗することは怖いので、できるだけ厳しい規制を布きたいと考えます。
まぁ、良心的な施政者であればあるほど、そう考えるでしょう。
それには、重症者や死亡者を増やすわけにはいかないので、感染者数を増やせばいいのです。
無症状の人でも、ところかまわず、PCR検査を実施する。
そうすると、無症状患者があぶりだされるので、感染者数は大きく増やせる。
危ない!大変だ!と大騒ぎをして、経済的に厳しい施策を打つことが容認される雰囲気を作ることができる。(本人は良かれと思って)
行き過ぎたかな?ちょっと、手を緩めたいな、と思ったら、PCR検査要請数を減らせば、新規感染者数は激減する。(新規感染者としてカウントされるのは、症状があり自発的に検査をする人だけになるので。)
これは善意であり、悪意を持ってやっていないことが、むしろタチが悪いと思います。無能ではありますが。
4.医療崩壊を防ぐためには、軽症者の隔離をやめ、新型コロナ対策として積んでいる予備費を医療に集中すべき
医療の本当の役割は何でしょう?
患者の重症化を防ぐこと。死亡者を防ぐこと。
重症者をいかに回復させるか?に注力すべきです。
ワクチンが開発された今となっては、無症状患者の隔離などは私はどうでもよいと考えています。
1.2.の項で述べた通り、重症化リスクのある人はワクチンで対策するべき。
重症者をいかに回復させるか?
当然、医療崩壊を防ぐために、いまだ20兆円も残っていると言われている予備費を徹底的に医療に回すべきです。
経済は持病を持たない若者(と言っても50歳未満?)とワクチン接種者で回していく。
プレハブでも良いのでコロナ病棟をどんどん立てて、医療関係者に金をばらまき、休眠中の看護師(休眠中の有資格者)を掘り起こす。
国家や都道府県が徹底して、ECMO等の治療器具のハード面、ソフト面支援をするとか。
5.経済も医療も重症者を出さないための政策を取ること
そして、ほとんど重症化しない年代かつ、持病を持たない人が、経済を回すべきです。
職を失うということは医療で例えると重症者です。
経済でも、医療でも重症者を出さないための政策が必要なのです。
現在の政策は、医療の軽症者を減らすために、経済の重症者を大量生産しています。
経済が困窮すると、自殺者は数万人単位で増えます。(それは、これまでの歴史が証明しています)
新型コロナの死亡者数は、日本では累計でも1,000人余り。
亡くなった方にはご冥福をお祈りしますが、1,000人余りのために数万人の自殺者を出してはいけないのです。
そういった対策をしないで、「緊急事態宣言を国に要請する!」と叫んでいる都道府県知事はきわめて無能です。
平時は無能なリーダーでもミスさえなければ乗り切れるが、緊急時の無能なリーダーの存在は”悪”です。
さて、最後まで読んでいただきありがとうございます。
では、ワクチンを打たないなら、他にどんな選択肢があるのでしょう?
ワクチン以外の対処方法をご存じない方は、こちらをどうぞ。