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ウミガメとの会話

Sun, 03 Sep 2006 09:55:19 +0900

さてさて、堤防ができて環境が変わってしまった海の話の続き。

熱帯魚のようなカラフルな魚達はいなくなってしまったけど。。。
ホウボウか、カレイでも、銛で突いてやろうと、いざ、海へ。
(昼飯は砂浜でバーベキュー。)

子供達とのーんびりと、魚を眺めて泳いでいるときは手に届きそうなところまで近づいてくる魚達。(たまに体にぶつかってくる。)

いざ、銛を持って近づくと、殺気を感じるのか、あっという間に逃げられてしまう。
ボーっと、魚を探して泳ぎ漂い、「よし、突いてやろう!」と思った瞬間、その気持ちが伝わったかのように逃げ出す魚。
彼らは人の感情や気持ちがわかるのか?(それにしても「よゐこ」の濱口は凄い!)

堤防とは反対側に泳いでいくと、まだ、コンブの林が残っていた。
ひとり銛を持ち浮かんでいると、左後ろから視線を感じる。
目の脇で大きなものがコンブの林とは違った動きをする。

顔を向けるとそこには大きなウミガメがこっちを見ていた。
しばし見つめあう。
ウミガメの眼って、なんだか「お爺さんの優しい眼」のイメージがする。
ウミガメの優しい眼と、マスクの中から覗きこむ好奇の眼。
見つめ合うこと、数秒間。(しばしの感動。)

甲羅にしがみつけば「竜宮城に行けるかも?」と思った瞬間、そのウミガメは沖に向かって一目散に泳ぎ去ってしまいました。

やっぱり、彼らは相手の気持ちがわかるらしい。。。

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流れが変わって魚が消える

私は今年も千葉館山の親戚の家に1週間ほどお世話になってきました。

昨年もメールでご紹介した魚あふれる穴場の海で、ほぼ毎日シュノーケリングを楽しんできたのでした。
浜田という小さな砂浜は沖に岩場が砂浜と並行にならんでおり、天然のプールのような地形になっています。
そのため波が少なくおだやかで、それでいて岩場には魚影が濃い。
そんな地形のため、台風が近づいていても、岩場の内側の砂浜は穏やか。

小さな子供でも浮き袋をつければ、結構沖の岩場まで泳いで連れて行くことができます。
岩場の外側ではイワシやコアジの大群、内側の砂浜にはシロギスだのホウボウだのといった魚達がウロウロしています。

さて、今年は、というと。。。
何やら雰囲気が違う。
横をみると、この浜の隣には小さな堤防ができていたのでした。
(「HAYAMA KEIO」と書いてあるヨットや漁船などが繋留されていた)

潜ってみると。。。

潮の流れが変わってしまったのか、漁礁となっていた岩場が砂に埋もれている。
魚影が圧倒的に少ない。
岩場の紫ウニの団地は埋もれ、色とりどりのカラフルな魚達も姿を消していた。
居るのは、砂浜をうろつくカレイ、シロギス、ホウボウ、ハゼくらい。
(地味な色の魚ばかりです。ホウボウの羽根?は鮮やかな青ですが。。。)

残念であり、とっても悲しい。。。

近くにほんの小さな堤防ができただけで、これ程まで生態系が変わってしまうとは。
こうして、日本の海から、また一箇所、魚の楽園が減ってしまったのでした。

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