Thu, 24 Jul 2003 00:40:03 +0900
景気も暗く、ニュースも暗く、政治も暗くどうなっているのでしょうね?この国は。
べつに明るいニュースでもありませんが「ザワヒリ氏拘束か?」なんていう報道が一部ニュースで流れていました。
ザワヒリって誰よ?って、あーた、
アイマン・アル・ザワヒリ博士はビンラディンの副官です。(元アルカイダ幹部)ザワヒリ氏を拘束したのはイラン情報省。(イラクではありません。)
イランの情報省というところは昔から権謀術数やら魑魅魍魎なんていう言葉が似合う組織でした。
イラン情報省の後押しでイスラム教シーア派の民兵組織「ヒズボラ」は成り立っていました。レバノン南部ではこのヒズボラがかなり強力にイスラエルに対して攻撃をおこなっていたのは記憶に新しいですね。
一方、旧アフガニスンタン政権の「タリバン」はイスラム教スンニ派。
シーア派とスンニ派ですから、仲が良いわけがありません。
創価学会と週刊新潮くらい仲が悪い。
そんな間を取り持ったのがタリバン政権に近い「ウサマ・ビン・ラディン氏」だったのです。
ビンラディンはヒズボラだけでなくフィリピン、コソボ、スーダンなどの各反米テロ組織とも交流を持つテロネットワークの中心人物でした。
このサウジアラビア人のアフガニスンタン義勇兵隊長「ウサマ・ビン・ラディン」の右腕と言われていたのが今回拘束されたザワヒリ氏です。
でも日本ではほとんどニュースになりませんね。
ま、所詮は対岸の火事かな。
っつーか、対岸のテロリスト?