Wed, 19 Mar 2003 00:44:47 +0900
あと34時間すると世界中のテレビニュースはイラク戦争一色になります。
本当はそっから先が肝心です。
テレビゲームを見ているようなその画面。
標的にぶれもせずまっすぐ進んでいくミサイル。
今回は地上に展開する兵士自体も電子化されています。
グリーンのサングラスには赤外線センサーの映像が浮かび、人間の目にはわからない温度差が表示されます。(従来のでかい暗視装置とは違います。)
小銃の先にもセンサーが取り付けてあり、そこは「アーノルド・シュワルツネッガー」や「シルベスタ・スタローン」の世界。
戦争だと思っていても、知らず知らずのうちに見ているだけで爽快な気分になってしまうような映像。
今世紀もアメリカ兵器は健在です。(ライバルのソ連がなくなったからダントツ独占企業です。)
世界最大の武器輸出国、アメリカ。
(アフガンのアルカイダを育てたのもアメリカですし、イラクを軍事大国に仕立て上げたのもアメリカです。教科書には載っていない世界史を参照のこと。)
そして、世界中の武器市場では実績のある武器しか売れません。(あなたは自分の身を守る時、実績のある武器と実績のない武器のどちらを選びます?だから世界中で売れるのねー。)
(EUを除くと)世界第1位のGDPを誇るアメリカが、世界第2位の石油産油国のイラクを手に入れたら?
(ちなみに世界第1位の産油国は、すでに前の戦争でアメリカの舎弟に成り下がっているサウジアラビアです。)