Date: Sun, 01 Dec 2002 00:38:59 +0900
ケニアのモンバサで自爆テロがありました。
イスラエル航空機に向けても地対空ミサイルも発射されたとか。
インドネシアのバリ島でのテロは主犯格の逮捕にこぎつけたそうですね。
私は決してテロを肯定はしませんが、テロを起こす気持ちはわからないでもないというのが正直な印象です。
アメリカやイスラエルの横暴は限度を超えています。
特にイスラエルの行っていることはイラクがクエートに対して行ったこととほとんど変りません。
明らかに国家的テロです。(しかし、アメリカの出先機関と化した国連は見て見ぬふりです。)
また、アメリカはイラクに「大量破壊兵器の査察を受け入れなければ武力行使するぞ」と恫喝していますが、大量破壊兵器(核兵器や化学兵器、生物兵器など)は自らも大量に保有しています。
ロシアやウクライナ、インドやパキスタン、アメリカやイスラエル、イギリス、フランスなどの国々も核兵器を持っています。
アメリカの主張は、自分は持っているけど気に入らない奴には持たせない、という理屈です。
アメリカという国は自分が気に入った国は大目に見るが、気に入らない国が同じことをすると戦争を仕掛けるという国です。(北朝鮮については直接の利害関係がイラクより薄いためあまり本気にならない。)
そんな世の中で両親をイスラエル兵に殺された貧しいパレスチナ難民の少年が少ないチャンスをモノにして教育を受け、テロ組織を動かしていく。
そんな悲しい構図が見えてきます。