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花より団子

先週末、千葉の鴨川で沈んできました。
千葉で潜ったのは2度目。
前回は内房側の海に潜りましたが、今回は外房側。
内房側で潜ったのは2年前ですし、季節も違うので一概に比較はできませんが、あえて比較を。

特色がまったく違っていたのが印象的。
まず、内房のポイントは、とっても手を入れてある。
漁礁を沈めてあったり、自然のマンボウが見られなかった場合に帰りに寄って行く「マンボウのイケス」があったりする。
挙句の果てには、海底神社があって、お参りができる。
(「潜水安全」のお守りも売っている。売ってるのは地上で、ですが。)

反面、今回潜った外房のポイントは自然のまま。
自然の根をポイントにしてのボートダイブ。
今回は大潮ということもあり、濁りが入っていてそれほど透明度がなく、魚も余りたくさんは見られなかった。
アナゴとツノタテダイとかアジの魚群とか。

さて、アフターダイビングは。
内房のショップは営業的な色合いが強く、ドライな印象。
金額的にもそれなりの値段でした。
(あれこれ積算して、合計いくら、と言われたものの、なぜか領収書も明細書も何も発行されなかったので何がいくらだったのかよくわからなかったのを覚えている。)
ログ付けもそこそこにそれ程会話もなく帰宅したのでした。

んでもって、今回の外房のショップでは。
一言で言うと「美味しいダイビング」でした。

今回はたまたま「バーベキュー企画」だったということもあるのですが、皆さん常連の方々と和気藹々とバーベキューを楽しみました。
魚介類ふんだんのバーベキューには大人の手のひらぐらいのアワビが5匹ほど含まれていた。
他にも新鮮なアジやらイカやらいろいろいろいろ。

気さくな店主は漁業権を持っており地元漁師にも顔が広い。
漁業権どころか地元ではアワビの収穫量No1記録保持者だとか。
ビールも飲んで、料金はすべて込みこみでダイビング料金のみ!(ボートダイブ@7,000_×2本=14.000_ぽっきり)

うははははは。うまかった。(結局、海中景色よりも旨い飯?)

帰りにお土産として、ジプロック2枚渡されてアジ&イカを詰め放題なんていうサービスまであった。
(20cm位のアジ25匹とイカ1匹入った。)
普段はここまでではないにしろ、イベントのないときでも店主の自家製カレーとか、ちょっとした昼食などが振舞われるらしい。

環境に手間をかけるのか?人間関係に手間をかけるのか?
ま、金をかけなくても、人間関係が暖かい店はダイビングショップに限らずファンが多い。

スポットが面白い?ところは、観光地的に人は集まるかもしれないけれど、人間関係が希薄なところが多い。
(スポットが素晴らしくて、かつ人間関係も暖かく居心地がよいところは少ないですよねー?私の一押しはこちらですかねー。http://www.bigbluediving.jp/ ちなみに次点は佐渡島のショップです。)

人によって「好み」はまちまちですが、一通りのスポットを潜った後も何度も足を運ぼうと思うのは後者かもしれませんね。