原爆の日。
たった2発の爆弾で数万人以上の命が一瞬で奪われた。
この国の人達は、なぜ、原爆というモノを憎んで、それを使った人を憎まないのだろう。
不思議な感情だと思う。
良いとか悪いとかというのではなく、感情として奇妙だと思うのだ。
原爆は、一人でひょこひょこ歩いて来て爆発はしない。
誰かが意志を持ってそれを運んできて、兵士ではない市民を殺戮する目的ためにボタンを押さねば爆発はしない。
原爆の日。
周りを見ても、テレビを見ても、アメリカを悪く言う人は誰一人いない。
逆にそれが空恐ろしく感じる。